今日の日本は円安、物価高、アメリカの関税・・・と、暮らしやすい経済環境とは決して言えない状況です。報道では平均賃金が30年前とそう変わらないとのことですが、弊社が考えるその原因のひとつは「汗をかかない中間業者の存在」です。
例えば、原発事故による除染作業に電力会社は危険作業という理由で55,000円/日の日当を出しましたが、中間業者5社を経由し、知人である実際の作業業者は6次下請けで、8,000円/日を受け取りました。それ加えて支払いの遅延も多々あったそうです。このしくみを変えない限り、中小企業が99.7%を占める日本では賃金は増えるわけがないですし(労働力提供は1人8時間程度に対し、金額入力の伝票発行なら一人で何枚も発行が可能)、その一方で大企業の「過去最高益」等の新聞の見出しは変わらないことでしょう。


そこで、弊社では「中小企業はよりお客様に近い位置で販売、または生産現場から近い位置で購入を良しとすべき」と考え、中小企業を対象に特に輸入サービスを行っています。特に中国からの材料+半加工に力を入れており、お客様に喜ばれています。
メリット1 コストを下げられます
150円/$台の今でも、日本より安価です。
メリット2 品質を維持できる
最終加工は日本なので品質を自社管理できます。
メリット3 日本の雇用を維持できる
日本の工場を閉鎖する必要はありません。逆に設備投資額が減ります。
メリット4 生産(購入)義務がない
自社工場であれば生産義務が生じますが、販売数減少時等の理由で購入量を減らせます。
メリット5 為替変動で購入量調整が可能
円高時に購入量を増やし、円安時に購入量を減らすことも可能です。
メリット6 設備投資不要
新製品生産に必要な設備がある企業を探し、注文するので設備投資が不要です。
メリット7 歴史的為替変動時にも安心
注文先の国でプラザ合意のような歴史的為替変動があった場合でも、自社工場ではないので
苦渋の決断をせずに済みます。
メリット8 弊社が管理
社内の購買部に連絡する感覚で輸入ができます。